開発関連の名言・格言(ユーザ意識)
このページは、見聞きした名言や格言を無造作に並べてみました。企画会議などでスピーチする際のネタとして使っています。
ユーザ意識の名言・格言
あるパッケージ製品に対してエンドユーザは正常に動作し、適切な値段である事しか関心がない。製品の細部を気にするのは専門店と技術屋気取りのわずかな人だけである。
商品が思うように売れない場合、その商品を知らずに買わないのか、知っていて買わないのかによって、打つべき方策が違ってくる。
ユーザの時間は有り余っているわけではない。ましてタダではない。
システムがダウンしても利用者が自分の責任だと思っている場合、それを故障時間として考えない。
大抵の製品は「出来る」と説明される事は出来るが、ユーザが期待する「出来るだろうと思われる事」は保証していない。
価値の認められない物には誰も金を払わない。しかし、自分が使いこなせない物に限って高い金を出すものだ。
顧客の大部分は競合製品を正当に比較していない。ただ「ルック・アンド・フィール」(見た目)で決めており、メタファー(最上位部:表面上の機能)に対してお金を払っている。
顧客がシステム導入する場合、実際のところハードウェアが欲しいわけでも、ソフトウェアが欲しいわけでもない。単にそれを導入する事による満足感や安心感を購入するのだ。だから、機能や性能については導入後に文句を言い出す(検討する)のである。
ソフトウェアは指名買いで店に行く事が多いため、現場であれこれ悩んで「安いから買う」というのはズブの素人かマニアだけである。
パソコンは「この程度しかできない」と知ることに意味がある。あとは自分の力で切り開くしかないということを悟ることが重要である。パソコンを使えない人は無限の可能性を秘めている箱だと思っており、これが開発者とユーザの違いだ。
ネットの空気が臭いと理解するには実際に揉まれてみないとわからない。現実世界より濃い人間関係から将来性を見出す人は、表面しか触れていないか当人がソレである。
ユーザが企業や商品が比較する場合、その対象は業界最高水準である。
マーケティングの3原則
顧客は何を欲しているのかを自分自身でも良く分からない。(回答と行動は異なる)
顧客は本当の事を言わない。(自分に合わなくとも理想を言う)
顧客は合理的行動をするとは限らない。(違いが分からない時は内容ではなく見た目で判断する)